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漱石先生の貨幣セット [夏目漱石]

以前、造幣局のオンラインショップで申し込んだ
「夏目漱石生誕150周年貨幣セット」が届きました。

カバーから出すと、こんな感じ。
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裏には年譜。
soseki2017_2.jpg

中身はっていうと。。。
soseki2017_4.jpg

soseki2017_3.jpg

普通の貨幣と真ん中に漱石先生がデザインされた丹銅製の
年銘板1枚…?
れれ、なんか思ったのと違う。。。

実は内容をよく知らずに購入したので、オリンピックの時に
発売されるような、豪華な記念貨幣を想像してたのです。

造幣局のサイトを確認すると。。。

平成29年銘の未使用の6種類の通常貨幣と、丹銅製の年銘板1枚
(表面は漱石先生の肖像、裏面は『吾輩は猫である』初版本
上編装幀の一部をデザイン)

と、ちゃんと書かれてました(汗)

そうだったかーーーー!
ま、漱石先生の生誕150周年記念ってことなので、
これはこれで大切にとっておきます。

これを見て、思い出しました。
今年は漱石先生の生誕150周年ってことで、9月24日には
初の本格的記念館「漱石山房記念館」が開館予定。

昨年から続く漱石先生祭りが、ますます盛り上がりそうですな。

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「吾輩は猫である」の連載が終了 [夏目漱石]

朝日新聞で連載されていた「吾輩は猫である」が、昨日終了しました。

「こころ」から始まり、「三四郎」「それから」「門」「夢十夜」と、
漱石作品を毎朝新聞で読むことができたのは、当時の読者と同じような
気持ちを味わうことができ、とても幸せな日々でした。

特に「猫」は漱石作品の中でも大好きな作品です。
この作品でデビューした先生は、当時既に38歳。
新人としては遅咲きですが、勢いがあってイケイケの文章は、
瑞々しさを感じさせます。

猫の目を通して世の中を俯瞰して見るというのも斬新な切り口で
面白いのですが、自分自身をも客観的に見ている漱石先生の冷静さに
とても驚いてしまうのです。

それにしても、改めてここ最近の連載を読んでみると、「吾輩」って
まだ2歳ぐらいなのですね。
2歳で天命を全うするとは、いささか早すぎる気もしますが。
俗世のあらゆる物事を、見聞きしすぎてしまったからでしょうか。

最終話で「吾輩」は、ビールを飲んで酔っ払った勢いで水甕に落ち、
最初は上にあがろうともがくのですが、そのうちもがいても苦しいだけ、
と悟り、そのまま自然の力に身を任せ、成仏されるのです。

この辺は、漱石先生が晩年に理想とした則天去私にもつながるように
思われます。
けれど、今回久しぶりに読み返してみてふと思ったのですが、果たして
「吾輩」は本当に死んでしまったのでしょうか。
実は、おさんあたりが発見して助かってたりして…。

というのも、漱石先生はこのあとの作品で、もがき苦しむ人間たちの
生き様を描いているからです。
「猫」から始まり思想の旅を続け、また「猫」に戻ってきたのでしょうか。

そんなことを考え出すと、いろいろな可能性が広がってきて眠れなくなって
しまいそうです(苦笑)

ひとまず。
漱石先生、連載お疲れさまでした!

100年後の読者より。
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漱石-絵はがきの小宇宙 [夏目漱石]

日本近代文学館で開催中の「漱石-絵はがきの小宇宙」展に行ってきた。

文学館には以前から行きたいと思っていたので、ついに!という感じ。
そんなに遠い場所ってわけではないのに、なぜ行かなかったのだろう。

井の頭線の駒場東大前駅で下車。
井の頭線に乗るの、久しぶりだな~。
学生時代、週に一度は部活で利用していたのだ。

駅から閑静な住宅街を10分ほど歩いた先にある、ひっそりと佇んでいる建物。
それが日本近代文学館だった。
思ったよりも、ほんとにひっそりって感じ。
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今回の展覧会は、先日見に行った「秋の夕べに出会う漱石」というイベント
でも紹介された絵はがきが展示されている。
そのイベントの模様はこちらをご参照↓
http://cscafe-vitz.blog.so-net.ne.jp/2016-09-15

明治33年に私製はがきが認可されたことにより、絵はがきが急速に発展。
絵の主流は各地の名所・風俗の写真で、日露戦争時代は戦勝記念や戦地
からの異国の写真、また水彩絵の具が出回ったことにより、専門の水彩
画家も出現した。

そんな絵はがきブームの中、漱石先生も教え子や門下生、ゆかりの人々、
家族、そして全国の読者と絵はがきのやりとりをしたのだった。

展覧会では、漱石先生が送ったものより、先生宛の絵はがきが多く展示
されていた。
さまざまなデザインで、内容も人それぞれ、送った人の個性が表れていて
とても興味深いものだった。
この展覧会のタイトル通り、そこには漱石先生をとりまく人々によって
一つの小宇宙が存在するのだ。

現在NHKで絶賛放映中の「夏目漱石の妻」では、先生の気難しくて
めんどくさい面が描かれているけど、絵はがきでの交流を見ると、
先生がいかに愛されていたか、いかに人を愛していたかがわかり、
また違う面を垣間見ることができるのだ。
特に家族とのやり取りは、ほっこりする♪

絵はがきを通して、漱石先生の歴史、はたまた日本の絵はがきの歴史
まで触れることができる、貴重な展覧会だった。

昔の絵はがきのデザインがとても素敵なので、そういう部分も
楽しむことができます。

「漱石-絵はがきの小宇宙」は、11月26日(土)まで。
http://www.bungakukan.or.jp/
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秋の夕べに出会う漱石 [夏目漱石]

今夜は十五夜。
曇っているからお月様は見えないかなと思ってたら、さきほどキレイに
見えましたよ!

そんな秋めいてきた今日この頃。
秋らしいタイトルのイベントに行ってきた。

秋の夕べに出会う漱石
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9月24日から日本近代文学館で開催される「漱石―絵はがきの小宇宙」
展示関連特別企画として実施されたもの。

場所は、よみうり大手町ホール。
初めて行ったけど、新しくて素敵なホールだった。
平日の夜ということもあり、満員御礼ってわけではなかったけど、
そこそこ人は入っていたように思う。
年齢層は、やはり高め。
何かのサークルか、学校関係なのか、グループで来ている人たちも
結構多かった。

イベントの内容は以下の通り。
・第一部は、中島国彦さんと堀江敏幸さんのクロストーク
「初公開 漱石宛て絵はがきを/絵はがきで語る」

・第二部は、祖父江慎さんのトーク
「漱石に出会う」

相変わらずメモってないので、覚えてることだけ書き留めます。

第一部は岩波書店に保管されていた漱石先生宛ての絵はがきの中から
何枚かを選んで、日本近代文学研究者の中島先生と作家の堀江先生が
その絵はがきの背景や、送った人の紹介など、絵はがきにまつわる
お話をしてくださった。

漱石先生は筆まめで、手紙を書くのも好きだし、もらうのも好き
だけど、もらった手紙は処分してしまったものが多いと聞いていた。
でも、絵はがきは結構とっておいたらしい。
そのおかげで、絵はがきから色んなことがわかって、とても貴重だとか。

例えば絵はがきの絵にしても、手書きのものもあれば、どこかで
購入したものもある。
文面に全然関係なかったり、不思議なものがあったりするので、
なぜこの絵はがきにしたんだろう?と、送った人の心境を想像しながら
見るのも面白い。

また、絵はがきから、送った人と漱石先生の関係性が読み取れるのも面白い。
寺田寅彦や小宮豊隆、松根東洋城といったお馴染みのメンバーだけじゃなく、
あまり聞いたことない人からも送られていて、絵はがきを読むと、実は
先生の教え子だったりとか。

文章の書き方も人それぞれで、丁寧に書く人もいれば、書きなぐっていて
読めない人。極めつけは、字の練習みたいに、文字をきままに書いて、
その隙間に文章を書いてる人!
人に送る絵はがきをそんな雑に扱うなんて…(苦笑)
色んな人がいて、面白いな~。

教え子たちから送られたものは、漱石先生に対して結構フレンドリーな
感じで、先生と生徒があれほど気さくに接することができるって、
すごいなと思った。
解説されていたお二人も先生なので、「信じられない」と言ってた。

それってやっぱり漱石先生の人柄なのかな。
生徒たちにいかに慕われてたかが、とてもよくわかる。

今回紹介された絵はがきを含めて、その他のものも日本近代文学館の
展覧会で展示されるようなので、ぜひ見に行きたい。

併せて、この本もオススメ。今回ご登場の中島先生の本


そして、第二部は祖父江慎さんの登場!
生の祖父江さんは二回目だ~。
前回はリブロが主催した、祖父江さんが手がけた「こころ」のイベント。
サインも頂きました♪
その時の記事はコチラ↓
http://cscafe-vitz.blog.so-net.ne.jp/2014-12-14

最近テレビにも出てるし、自分が持ってる本で祖父江さんデザインの
ものが結構あったりするし、直近ではエレカシの最新シングルの
CDジャケットデザインも手がけてたり。
あちこちに引っ張りだこなのだ。

でも、相変わらずかわいらしい声(笑)
相変わらずPCには弱いようで、ぎこちない感じで操作してました(笑)

祖父江さんのお話は、現在進行中の「吾輩は猫である」のデザインのこと。
いきなり文字組みの話から始まってマニアックだったんだけど、
とても面白かった。

漱石先生が「猫」を書き始めた時代は、まだ文字組みが不安定で、
当時の原稿を見ると、初めのほうは字下げや改行がなく「、」もない。
「。」の後に三点リーダーがあったりと、かなり自由。
それが、章が進むと徐々に改善されていく様子も面白い。

「こころ」の装幀では「文字」に重点をおいたけど、「猫」では
「音」にこだわりたいと言ってた。
なぜなら「猫」はもともと連載にする予定じゃなく、当初は作品を
みんなで声に出して読む会があり、そこで披露するものだったから。

それにしても「音」にこだわるって、一体どういう装幀にするのか
と思ったら、少し見せてくださった。
これはお楽しみ♪
しかし、ものすごい手間がかかる試みなので、ますます完成が
遅れそう(苦笑)
ちなみに、11章のうち、現在4章まで終わったらしい。
気長に待ちましょう(苦笑)

でもね、祖父江さんのこだわりが本当にすごくて、案が書かれた
ノートを一部披露してくださったのだけど、ハンパじゃない!
これじゃ、時間も手間もかかるわなって感じ。
なんでも、今の段階だと3冊で1万円の価格になってしまうそう。
まあ、手間を考えると、妥当だなと思うけど。
もっと安くできるか検討中だそうです。

果たして、文字組みにもこだわるのか…!?
楽しみです♪

祖父江さん、「猫」の後は「坊ちゃん」もやりたいと言ってた。
「坊ちゃん」は500冊以上あると言ってたもんね。
そちらも楽しみ。

とても盛りだくさんの、楽しいイベントだった。

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100年目に出会う 夏目漱石 [夏目漱石]

神奈川近代文学館で開催中の「100年目に出会う 夏目漱石」展に
行ってきた。

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今回の展示では、漱石先生の書簡や日記、原稿、書画などの他に、
愛用の長襦袢、シルクハットとフロックコートなども展示されている。

これまでも先生直筆の原稿などは見た事あるけど、見るたびに
感動する。
だって、100年以上もの時を経て、先生の息吹を感じられるから。
書簡や日記、原稿などから、先生の人柄が伝わってくる。

妻の鏡子さん宛の書簡では、先生の細かい性格が表れていて、
うわ~この人の奥さんって、大変そうだなと思ったり(苦笑)
一方では、奥さん宛のラブレターみたいなのもあったりして、
なんだかんだいって奥さんの事好きなのが伝わってきた。

家族に対しては厳しい面もあったけど、優しい父親の一面も
あったり、弟子に対しては面倒見がよく優しい眼差しを感じた。

漱石先生の魅力がいっぱい詰まってる展示だな~。

今回気づいたのは、先生が書いてた日記って、立派な「日記帳」
って感じのものじゃなく、普通にメモ帳みたいなものに細々と
した字で書いてたんだな。
そういうの、どっかで見た事あるなと思ったら、生前祖父が
つけていた日記に似ていた。
祖父も小さな手帳に、細々とした字で日記をつけていたっけ。
そう思うと、先生の事が身近に感じられる。

その他にも、作品を書く材料となるメモの展示もあった。
それは、いろんな言葉が書かれているネタ帳のようなもので、
一つ一つの言葉が繋ぎあわされて、名作達が生まれていった。
先生の創作過程をうかがい知ることができて、とても貴重!
予想以上に楽しめる展示でした。

売店付近には、漱石語録の巻バッジのガチャガチャがあったので、
やってみた。
そして出て来たのが、これ!
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これは、三四郎が電車で乗り合わせた女性に言われた言葉!
しかし、女の私には今一つピンとこないので、もう一回チャレンジ!
今度はこれ!
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先生が芥川龍之介と久米正雄に言った言葉。
悪くないのだけど、「猫」と「こころ」の缶バッジが欲しかったので、
さらにチャレンジ!
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これは、漱石先生の晩年に理想とした境地!
他にも色んな言葉があるらしいけど、この辺でやめておいた。

売店では「猫」の一筆箋と付箋を購入。
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文学館がある「港の見える丘公園」では、お花がキレイだった♪
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ツツジ越しのベイブリッジ。
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特別展「100年目に出会う 夏目漱石」は5月22日まで。詳細はコチラ↓
http://www.kanabun.or.jp/exhibition/4344/

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